1.ガイドギャップ調整
ガイドギャップとは、2つのガイドローラーとフロントレールの2つのガイド側の間のギャップを指します。 水平スライディングフレーム（またはカッティングトーチキャリッジ）と水平フロントレール（またはクロスビーム）の間にはガイドギャップがあり、垂直スライディングフレームと縦方向フロントレールの間にはガイドギャップがあります。
ガイドギャップが大きすぎると、X方向とY方向の垂直性と移動精度に影響します。 フロントレール両側のガイドローラーを手で軽く回して、ガイドギャップの大きさを感じてください。 ガイドホイールの各ペアには、内側のガイドホイールが偏心シャフトモードで取り付けられており、調整用のシャフト延長端がその上にあります。 偏心軸を回転させてガイドギャップを調整します。 調整するときは、ガイドローラーをレールの側面に強く押し付けないでください。 通常、偏心シャフトをゆっくりと回転させます。 ガイドローラーがレールの横に押し付けられていると感じたら、角度を逆にして隙間を小さくします。 、次に偏心シャフトをしっかりとロックします。
縦キャリッジには、縦フロントガイドレール用の2対のガイドホイールがあるため、2つの調整偏心シャフトもあります。 水平スライドフレームから水平フロントレールへのガイド構造は、垂直スライドフレームから縦フロントレールへのガイド構造と同様であり、調整方法も同じです。
2.トランスミッションギャップの調整
CNC切断機のX方向とY方向への移動は、ギアとラックアンドピニオンによって駆動されるステッピングモーター/サーボモーターによって実現されます。 ラックは、縦方向のフロントレールと水平方向のフロントレールに固定されています。 CNC切断機で使用されるステッピングモーターの動作特性は、コンピューターが制御パルスを出すたびに、ステッピングモーターが一歩踏み出し、パルス周波数が高く、歩行が速く、パルス周波数が低いことです。歩くのが遅い。
ステッピングモーターを段階的に操作するには、トランスミッションシステムにギャップを設ける必要があります。そうしないと、適切なトランスミッションギャップを必要とする従来のトランスミッションシステムとはまったく異なり、深刻なノイズが発生したり、ステップが失われたりします。 伝送システムに大きなギャップがあるかどうかは、ランニングノイズから判断できます。 トランスミッションギャップは、機器を一定期間使用した後に一度調整する必要があります。 トランスミッションボックス内の小さなギアはステッピングモーターの出力シャフトに固定されており、大きなギアのワープビームはトランスミッションボックス上に配置されています。 したがって、トランスミッションボックス内のギアトランスミッションギャップを調整すると、ステッピングモーターのトランスミッションボックスへの固定が緩み、ステッピングモーターとスモールギアがビッグギアの方向に締め付けられる可能性があります。
調整時の隙間をなくすことを目的としていますが、ギアとギアがきつすぎないようにしてください。 トランスミッションボックスは、水平スライドフレームと縦スライドフレームでそれぞれ固定されています。 ギアとラックの間のギャップを調整するには、スライドフレームのトランスミッションボックスの固定ボルトを緩めてから、トランスミッションボックス全体をラックに対して締めます。 同様に、調整の目的はギャップをなくすことであり、ギアとラックがきつすぎることはありません。